推しメンへ
推しメンへ
爽やかな秋の風が心地良く感じられる今日この頃、推しメンにつきましてはお障りなくお過ごしでしょうか。
推しメンへとかいうタイトルですが、もちろん推しメンが読むと思ってる訳でもなけりゃ読んで欲しい訳でもないんですけど、いつもの通り長ったらしく文にした方が自分の頭の中の整理がつくので書いてるだけです。いつもの如くひとりごとです( ^_^)/~~~ コロナだるいね〜〜って感じの話!ちなみに約3万字あるよ
推しメン!やっぴ〜!!
最後に見た客前ライブから、気付いたらもうすぐ8ヶ月も経つらしい!時間の流れはあっという間だね〜〜〜。でも、最後のライブが仙台のおへそ広場のあのリリイベ3部で良かったなって、今でも時々思います。その話は後ほど!
あなた達のグループの曲は結構お祭り感があるというか、「みんなで声出してください!」「みんなで踊ってください!」ってコンセプトの曲が多いじゃないですか。実際私自身もそういう曲だなって思ってたし、なによりそうやって見るあなた達のライブがこの世界の何よりも楽しくて大好きでした。
でも、実際の客層がそういうのに参加する層ばかりではないことも知っていました…(笑) 声出すことを強制されることが嫌だとか、女の子ですから!良番じゃないならライブは見たくないからライブ中はお茶して特典会だけ行くっていうことが普通にある世界だってことも知ってました。でもそれは悪いことなんかじゃなくて、そういう世界なんだなと思ってました。
それでも時々、今までのは何だったんだ!?ってくらい一体感のあるライブになることもあって。やっぱりその楽しさを忘れられなくて。その時を目指して、その時を超えたいなってもっともっと大きくなればいいなっていう同じ目標をあなたと私は持ってたなって、思っています。
こういう言い方をしてしまうと、さすがにキモ過ぎてドン引きされるどころか通報されるんじゃないか怖いんだけどさ。
ステージの上とステージの下って場所や立場は違うけど、同じようなライブが好きで、同じ日を忘れられなくて、同じものを目指しているっていう"同志"みたいな気持ちをあなたに対して持っていました。あっ、通報してますか?お巡りさん私です…
ただ自分好みの現場に行きたいなら、大人しく女子ドル界隈に戻ればよかったんですけど…(笑)
でも私は…あなたと、あなたが持っているこの曲とあなたが作るライブで、この目標を一緒に叶えていきたいなって思ったんですね。
だから、あなたの存在は私の夢でした。
あなたの最終的な夢はここでないこともわかっていたしもちろんあなた自身の夢を叶えて欲しいという気持ちもあります。だから私のこの気持ちはいつかどこかで諦めていかなくちゃいけないとわかっていたけれど。あなたが自分の夢を叶えていく傍らで、その時までは同じ夢を見られていたら幸せだなと…思っていました。←めっちゃポエマーみある。
私の夢を叶えてくれるあなたの夢だから、私も応援していたんですね。
今考えると自己中で気持ち悪…
あなたが悩んでいることやぶつかっている壁は私にはわからないです。特にかっこつけのあなたはファンには見せてくれないので(笑)
逆にあなたも、私が普段どんなことに悩んでどんな生活をしているか知らないし、私がどれだけ人生に絶望しててもあなたが助けてくれる訳ではありません。
それでも、
ステージの上とステージの下っていうそれぞれの居場所で
同じ空間、同じ時間のことを
"楽しい"ってお互いに思えていたなら
アイドルとヲタクにとってそれ以上のことはないって私は思っています。
これからどんどん人気者になって接触があるようなイベントがなくなっても、あなた自身の本来の夢が叶って何ヶ月かライブが出来ないような時がきても、それでもきっと年に何回かライブはあって、例えばそれがすごくチケットの入手が難しくて自分が入れなくても、同じものを目指してる同志のあなたがそういう景色を見られるなら、私自身がそこに居られなくても全然平気だなって本気で思ってたんです。
そうやって、ライブだけはなくなることはないって勝手に疑わなかったんです。だからずっとあなたのファンで居られると自信がありました。
でも、現実は逆でしたね…(笑)
コロナのせいでライブだけがなくなってしまいました。
メディアの仕事やオンライン特典会はある中で、ライブだけがなくなってしまいました。
あなたにとってそのグループに居ることは立場で、他の仕事をしてる時もその肩書きはついてきて、揺るぎなくそのグループの人です。
前にトークライブで他のメンバーに「もっとプライベートでも自分がこのグループだって自覚持ちなさいよ!」って言ってた時はさすがにそこまで思わなくてもいいんだよ!?もっと気楽に生きな!?って思いましたけど(笑)
でも私達ヲタクからしたら「自分はこのグループのヲタクだ」って言うのは完全に自己の認識でしかないじゃないですか。
仕事全部チェックしてめちゃくちゃお金使わなくちゃヲタクじゃないっていう猛者の人も居れば、時々YouTubeで動画を見ててヲタクですって人も居ると思います。それはその人それぞれの尺度で自分の思うのが正解だと思います。
私はなんとなく、月に1回でも現場に足を運んでれば自分はヲタクだなって思うことが出来ていました。
それがライブがなくなっちゃって、行く現場がなくなって、私は自分があなたのヲタクだって認識が出来なくなっちゃったんですね。
気持ちが焦って必死でした。
オンライン特典会とか普段なら買わないか、買えなくてもしょうがないか〜で流してたタイプだと思うんですけど、その私が買えなくて凹むとかやっぱり余裕がなくなってたなと思います。コロナ…恐ろしい子……。
生電話会とかも、たぶんコロナ前の世界だったらきっと私は買っていなかったと思うんですけど、なんとかして買わなくちゃって焦ってました。フォロー外の方が「買えてますか!?話して欲しいんで手伝います!」って声をかけてくれたこともあって、心配されちゃって情けないな…頑張らなくちゃと思っていたこともありました。
それを買ってそれに参加できれば、あなたのヲタクで居られるって思ってしまっていました。あなた推しではない人が買えている中でそれを買えてない私はあなたのヲタクではないんじゃないかって。
私らしくなかったなと思います。
出会った頃、絶対的センターではあるけれど人気としては1番人気という訳ではなかったあなたを見て、悔しいなと思っていました。特典会の列の長さやブログのコメント数を見てなんでやねん!?うちのセンター様やぞ!?この世界間違ってんな!?ってよく怒ってました(笑)
いつの間にか特典会の列が圧倒的に1番と言えるくらい長くなっていた時、すごく嬉しくて!「やっと世界が正しい形になってきたな!!ガッハッハッ」って大喜びしてました(笑) でもまだこんなもんじゃないぞと!これからもっと長くなってくんで!これは序章に過ぎないんで!!!ってヲタク友達にドヤ顔で話してました…(笑)
そんな私がオンライン特典会が1人だけ即売り切れてしまうあなたの状況を「悲しい」と思ってしまった時点で、もう私は何か違っていたなと思います。
あの時はよくわかっていなかったけれど、最近あなたから気持ちを離して冷静になってきた今だからやっとわかります。
あなたのヲタクでなくなることは私の夢もなくしてしまうことだから、だから私は必死で、余裕がなくなっていたんだと思います。
でも気持ちは必死なのに、やっぱり私はライブを楽しむこと以外のことに必死になるのが向いてなかったの!(笑)
あなたを応援し始めるまで、それにあなたを応援し始めてからもあなた以外に興味のあるものは女の子のライブアイドル界隈だったので、ライブさえ楽しんでればそれでよかったんです。それ以外の方法を知らずにきてしまいました。ヲタク同士のマウントとかお金遣いの羽振りの良さ勝負みたいなのもどうでもいいな〜と思って興味を持たずにきました。1人で買い占めるよりたくさんファンが増えることの方が大事じゃない?派だったので…。幸いあなたは物販バックで生活してく地下ではなかったので…(そうじゃないから安心して推し始めたってとこある)
メディアコンテンツが好きであればきっと最初からそういう媒体に強いところを応援していたと思うんですけど…。やっぱりライブが好きだったので…。
ライブライブうるせぇなって感じなんですけど(笑)
ちょっと挫折経験みたいな気持ちもあります。コロナで変化してく現場に対応出来なかったっていう…(笑)
こういうの先着とか抽選への努力が出来ない負け犬の遠吠えにしか聞こえないって前に言われたことあります…(笑)でもなんか、本当にたくさん買いたいならいいけど、友達にいっぱい申し込みお願いしてそうやって意味もなく余計に競争率上げちゃうの私はあんまり好きじゃないというか…そこまでして話す価値が自分にあるのか…?とか考え過ぎるとこがあるので…。私はみんながやるようなネタ特典会?みたいな楽しい話も出来ないし…。やっぱり単純にオンライン特典会がメインの現場が向いてなかったんです(笑)
これまであなたからしたら反吐が出るくらい「全てのことに意味があるよ」って話をしてきたと思うんです。時にはこじつけみたいに「だから意味があるよ!大丈夫!」って無理やり意味付けしてたなって自分でも思うんですけど…。そんな風に全部に意味があるって言ってたくせに、たったひとつライブがなくなっただけでまるで他のことに意味がないように感じてしまったこと、完全に自分への敗北でした…(笑) 今まで言ってたこと嘘かよキモ!!と思って認めたくなくてそんなことないって必死に自分を言い聞かせてみたりしたんだけど、もうどうしようもなく負けました。
私はライブのない世界であなたのヲタクであることの定義がわからなくなってしまっていました。
そうやって気持ちに余裕がなくなっている状態が何ヶ月か続いていた時に発表されたメンバーの卒業。
あれはね、結構きましたね(笑)
思うんですよ。
コロナさえなければこんな気持ちになることはなかったし、メンバーの卒業も「一緒に頑張ろうね!乗り越えようね!」なんて言って、自分の中の負の感情に蓋をして前向きな言葉をあなたにかけて、私自身もその言葉で自分を言い聞かせて前を向いて応援していたんだろうなって。そう思います。
武道館前の握手会で「このグループを一緒に作った人だから、武道館での僕達が僕達のこれまでの全てだと思って、見ててくださいね」「僕達の!僕達の武道館ですからね!あなたも!」って言ってくれた時、ヲタク人生で1、2番目ってくらい嬉しかったです。
武道館は友達の分も含めて何枚かチケットを持ってた中で、自分は自分の持ってたチケットの中で1番後ろの席で見ました。後ろの方の真ん中から出来るだけ客席も含めて見たいなって思ったから。私もね、実は、一緒に作ってきたって思ってしまっていました。だからあなた達が作り上げる空間を後ろから全部見たいな目に焼き付けておきたいなって思ったんです。
曲が増える度にこの曲はどうすればもっと楽しめるか、どうしたらもっと愛される曲になるかなって一曲一曲大切に育てていきましたね。一曲一曲が宝物だって、重すぎるくらいの愛情注いできましたね(笑うところ)
最初あなたに「次来れる時までにこの曲育てておいてね!楽しみにしてるね!」って言った時「育てる…?」ってめっちゃキョトン顔してたのにはびっくり通り越してちょっと引きすらしました…(笑)
でもそうやって、曲はステージと客席で育ててくものなんだって、そこから始めていきましたね。
リリイベを重ねる度にコールが増えていったり、その声が大きくなっていったり、振りを真似する人数が増えていったり、そんなことをいちいち一緒に喜んできましたね。
それにはこのグループの歴史が詰まっていて、今まで1回1回のライブ全部に意味があるんだって、だからライブでのこの曲は今までのこのグループの歴史が詰まってるねって、そういう感じの宗教を信仰してきましたね(?)
そうやって一緒に育ててきたつもりでいたけれど、終わる時は
ある日突然終わってしまいました。
いや、そういうもんなんですけどね。ある日突然じゃない卒業なんてほとんどないです。贅沢を言うなら「今のこの形を見られるのはもうあとちょっとだ」ってちゃんとわかった状態で噛み締めてライブを何度か見られたら有難いですけど、それは叶わないことだってたくさんあります。
でも終わる時は突然でも、新しく始まる時はまた一緒に始められる。それは当たり前のことだと思ってました。辞めた人達のファンは居なくなっちゃったけど、そこのパートはまだ違和感だけど、だけどお互いに慣れていこうまた始めてこうねって、ライブを重ねるごとに思っていける。そうやって始められるのが当たり前だと思ってました。でも、コロナはそんな当たり前もさせてくれませんでしたね。
「今はこのメンバーで居るのが当たり前だから、昔の方が大切に思えるかもしれないけど、今このメンバーでこの7人でもらった曲を7人で出来ることは当たり前じゃないから。昔が懐かしい気持ちもわかるけど今の曲を大切にして欲しい」なんて偉そうに言っていたこともありましたね。今のグループのカップリングとかは全然やらないくせに研究生時代の人気曲はしょっちゅうやるから怒ってた頃の私ですね(しんどい)
でも、そんなわかったようなことを言っておきながら本当は全然そんな日が来ることを受け止める準備なんて出来てなかったんです。
むしろ受け止められないだろうなってわかってたからこそ、後悔しないようにそんなこと言ってたのかもしれないですね。
今となってみればですけど、オンラインではない最後のリリイベとなってしまった6枚目シングルのリリースイベント。
あれ楽しくなかった!?(笑) 私はすごく楽しかったです! なんかさ!エッッッッッ!?その曲やってくれんの!?って曲たくさんやってくれてさ!そのカップリング曲やってくれんの!?別料金払った方がいい!?って毎回ビビってた気がします(笑)
最初のフォーメーション見てマジなトーンで「こっ…このフォーメーションは……」って声に出ましたね。楽しかったな〜〜!!!!
あのリリイベの頃の思い出話をしていいですか?こちとら懐古厨なもんで…
1月の熊本で私はデビューシングルのリリイベ振りにあのイオンに行ったんですけど。デビューの時はめちゃくちゃ過疎現場で数え切れるくらいしか人も居なかったのに、すごい大勢の人が見に来ていて「すごい…!!」ってめちゃくちゃ感動してました。
そのことを伝えたら「そうなんですよ!僕も色々考えて!これからもたくさん作ってきますから!だから見ててくださいね。これからもずっと。僕達のこと!」って言ってくれましたね。
あなた達が行ったご飯屋さんのお父さんお母さんがミニライブを見に来ていて、たまたま近くに居た私達に話しかけてくれて仲良くなって「私達もうお友達♪」ってお母さんが言ってくれて、そうやってあなた達を追いかけて行った地方に全然歳の離れた友達が出来るのも嬉しかったです。
そのお母さん達が「前にご飯食べに来た時はこれを頼んでる子が居て!あの子の名前はえっと…残さず食べてくれて!」って嬉しそうに何度も話してくれて、それ以来テレビで見かけたら録画をしたり、あなた達のグループのことを応援しているって話を聞いて、やっぱりあなた達はたくさんの人を元気にする本当にすごい人達なんだなってどうしようもなく私まで嬉しくなってしまいました。
その翌々週にはさっぽろ雪まつりもありましたね。
札幌市民もドン引くあの大雪ほんまいい加減にしろってブチギレてました(笑) あなた達を応援してると大雨とか大雪とか本当にもう気候的試練がめちゃくちゃありました。
こっちもライブが始まる頃にはもう指も動かないくらい冷え切ってて、さすがに今日は地蔵しか出来ん…って思ってました。
フェスとか大きな外部イベの時によく「祭ぶち興せーー!!!!」って叫んでましたけど、別に返事が欲しくて言ってた訳じゃないんですね!(笑) 推しが出てきたらとりあえず名前を叫べとヲタク義務教育で習ったのでその延長線上で言ってただけなんですけど(大真面目)
辞めたメンバーが「おぅ!!!!」って返してきたのはめちゃくちゃびっくりしました(笑) 隣であなたもびっくりしてましたが私もびっくりでした(笑)
この大雪あの人のテンションをやばくする程にやばいぞ…ってことだけわかりました。
デビューシングルの冒頭のところであなたも私も2人して全く同じこと叫んでたのはさすがにソウルメイト過ぎて笑いました。
私信とかそういうんじゃなくて、同じ曲を大切にしてきて、同じ空間で楽しんできて育ててきたから、アドレナリン出まくった結果出てくるのが同じ言葉っていうのは別にありえないことじゃないと思うんですけど、でもさすがにすごいなって思いました(キモヲタ剥き出しの文章)
ヲタクしててあのシンクロ率はもう過去にも未来にも超えられないと思います(笑)
これはめちゃくちゃ宗教っぽいこと言いますけど、ここまで同じ魂で魂でシンクロすることはこれから先どんなに気の合う人と出会っても絶対にないと思います…(笑) ライブを通してあなたとそんなソウルメイトで居られることが楽しくて楽しくて大好きでした。
あんな吹雪の中でコートぶち捨てることは私の人生でもうないと思います。たぶんあなたはこれからもあると思いますがお身体は大事にしてくださいね!(笑)
その翌週の小田原は、昔同じ研究生として活動してたメンバー達のデビューが決まった後でしたね。
正直、私からしたら"研究生"って立場はデビューする為の力を付けていく時間というか、その為に先輩の曲を借りて表現力やライブの仕方を学んだり、バックダンサーやお手伝いとして大きいステージに立つことで「デビューする為の力を付けて準備をしていく」っていう立場だと思っていて。デビューっていうのはそこで培ったものを持って自分達自身を売っていかなくちゃいけないことだと思ってるんですけど。関わっていく人が増えて、よりたくさんの人の人生を背負って商品として仕事してくことじゃないですか。だから研究生とデビュー組でいろんなが違うのは当たり前だと思うんですけど、何かとあなた達は恵まれ過ぎてるだのなんだの悪口言われましたね(笑)
研究生としての苦労と、デビュー組としての苦労はまた違うし、その点であなたがデビュー組としての苦労をしてこなかったとは全く思ってません。むしろ見てて苦しくなるくらいあんだけ色々背負ってやってきたじゃないですか。向こうには向こうの、こちらにはこちらの全然別の苦労があったはずだと思うんです。
デビューして最初の2〜3年でお金かけて売り出さなきゃいつ金かけるんだよ人生で1番お金かけてチャンスもらえる期間じゃなきゃおかしいだろ!?って死ぬ程思いましたし、そんなどこのデビュー組も当たり前にもらえるチャンスすら引け目に感じなきゃいけないのかって私はこのことに関しては吐くほど悔しい想いしてきましたけど。これは今じゃなきゃ書けなかったですけど、あなた達が何かを背負って得た場所のことを恵まれていると悪者にされてしまうことが私はいつも悔しくて悔しくてしょうがなかったし、それはあなた達の頑張りとは別のところで評価されることだからどうしようもなくて。こんなに頑張ってるあなた達がそう思われることが悲しくて、あなた達を応援しててもうこのことに関してが1番泣きましたね!(笑)
本来なら祝われてめでたいことだってなるはずのデビューすら、めでたいことにしてもらえなかったあなた達の状況を悔しく思った回数はきっとあなたより多いです(笑)
なんというかあなた達は苦労話とかそういうのしないじゃないですか。そういうのを全部しょうがないことだって受け止めちゃうんだろうなって思ってました。なんやねんふざけんなと私は思ってましたけど。
向こうはファンも悔しいって言えるしメンバー達も悔しかったって言える関係でいられているのに、こっちでは暗黙の了解というか言っちゃいけないことみたいで私が勝手に1人で悔しがってる感じになってるのも腹立ってました(笑) それをちゃんと悔しかった話として笑い話に変えられる力が向こうにはあってこっちにはないのも悔しかったです。
だから小田原の日も「あなた達の始まりはおめでとうムードじゃなかったけど、恵まれたこともあったけど楽して来た訳じゃないし背負ったものがあったし大変なことめちゃくちゃあったけど、でも全部背負ってきてくれたあなた達のこと誇りに思ってるよ」って話をして、まぁきっと「でも皆さんが居たから〜」的なポジティブな感じで返ってくるんだろうなって思ってたんだけど。
「僕達の始まりは色々あったじゃないですか。本当色々…あったんで…でもだからこそ強くなれましたよね!一緒に強くなってきましたよね!だから僕達は強いですよね!!」
って言ってくれた時は普通にびっくりして「えっ?」ってなりました。
でも、そうやって「色々あった」って自分で言えるようになったあなたは本当に強くなったんだろうなって思いました。(誰やねんオブ誰やねん)
こういう話はあちらのデビューが軌道に乗っていく中で、あなた達はこうだったよね〜!って思い出話としてこれから出来るだろうなって思ってたので、お互いのリリイベがなくなったコロナほんまダルいなって思う(笑)
その次の日、イベント前にチラシ配りをしてるあなたにすれ違った時それはもうあからさまに元気なかったですね(笑)
偶然会うとこっちが手を振り返すまで狂気を感じるくらい手を振り続けてくるあなたが珍しいなと思って「なに?あの人元気なくない?」って一緒に居た友達に聞いたら「映画のことで落ち込んでるのかなぁ」って言われて、映画がそこまで炎上していたこと、私はその時初めて知ったんですね。あのもう本当にいつも情報弱者でお恥ずかしいんですけど。ツイッターで周りの子が炎上しちゃってる…ってツイートしてるのを見てたくらいでしか知らなかったので…。
「映画の話をしようとしたら困った顔されちゃったって子も居たみたいだし…」って話を聞いて「はぁ????何言ってんの?」とブチギレました。
演技の仕事が夢なんでしょ!?初めての主演映画なんでしょ!?否定する意見を言わないって決めたんならちゃんと胸張ってなさいよぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおとなった私です。
そんな感じの軽い気持ちで映画の名前を検索したら、批判的なご意見がズラっと並んでるのを見た時、とても怖かったです。
人生でこんなに怖いと思ったことないかもしれないってくらい怖いと思いました。
何が怖かったのかっていうと正直自分でもよくわからなかったんですけど…もう誰かが何かを言えばどうにかなるなんて規模ではなく話題が広まってしまっていること、興味本位の対象になってしまっていること、その決してポジティブではない話題の説明書きとしてあなたの名前やこのグループの名前が載っていること、それが言い様のないくらい不安で、怖くて、眠れなかったね!!!!あなたが何も知らないでいて欲しいと思いました。
でもなんかね、それも嫌だったんだけど、色んな立場の意見が出た結果「ファンも観たくて観に行く訳じゃない」関係のブログがいくつかバズったじゃないですか。出演者の立場を守る為にはああいう文章が広まってくれたのは本当に有り難くて、書いてくださったことに感謝の気持ちなんですけど。
でもあなたには読んで欲しくないと思った!(笑)
ハッキリ言って私からしたら演技の仕事はいつか必ずあなたをライブから遠ざけていくってわかってる、謂わばライバルなんですよ。あなたの気持ちが演技にいってしまった後、なんとかしてライブに取り戻したいっていつだってこちらは必死だったんですよ実は!(笑)
でも!でもよ!?それでもあなたの夢が叶うのは本当に嬉しかったの!!!それはそれで別問題で単純に嬉しかったんだよ本当に!!
もちろんもっと別の作品だったら嬉しかったけど!それはそうだけど!!
でも観たくないなんてそんな訳ないじゃん!!!!
観たいよ!!観たかったよ!!!!観たくて観に行ったんだよ!
それにあなたは演技の仕事で忙しいんでライブは手抜かせてもらいますわ〜〜ってこともしないじゃない!!ちゃんとどっちも大切にしてくれるじゃないですか!あなたが一生懸命やってきた演技のお仕事なのに、こんなあなた自身に関係のないところでよくわからん叩かれ方をして、そんなことであなたの中で演技のお仕事に嫌な思い出が出来てしまうことが本当にもうマジで許せんかったね!!!!!
なんなんだよこっちも今演技の仕事してるんだな〜頑張ってきてな〜って気持ちで送り出してたんだわ!!こんなことで挫けんなよバカ堂々としてなさい!!!!!と思った結果出来上がったのがいつかのブログなんですけど。
そうなんですよ。別にあなたのこと元気付けたいっていうか、こちとら怒ってたんですよ!?ちゃんとその辺伝わってますか!?(笑)
あの映画のことを書いたブログがいくつもバズってたり、ホットな話題だったので最初はもっと被害者面しながら何かと説明的に書いてみたりもしたんですけど。今だから言いますけど全然仕事手に付かなくて仕事中もずっとそのこと考えてたんですけど。
でもなんか違うなぁって。
別に世間に向けて主義主張を聞いて欲しい訳じゃないわって。
世間が何を思ってたってどう感じてたっていいけど、あなたに自信を持ってて欲しいあなたに自分を大切にして欲しい、あなたに伝わればいいと思って出来上がったのがあれでした。あっちは結構すぐ書けました(笑) 言いたいこと書いただけなので() 当方厄介につきあなたに何か伝えたいって時ぐらいしか長々文章書けないことがよくわかった事件となりました。ちなみに映画のあなたはとても可愛かったです。
あれを書いた何日か後のリリイベ立川が屋内と聞いてたのにほぼ野外で笑いました(笑)
あなたの特典会に行った時に、何に対してそう言ってくれていたのか本当のところはわからないけれど「ありがとうございます!本当に!ありがとうございます!!!」って、あんたは野球部かってお辞儀でニコニコの笑顔で迎えてくれて、何かが伝わっていてくれてたらいいなぁと思いました。
どういう流れだったのか忘れちゃったんですけど、なんでこのタイミング!?ってところでデビューシングルがきて、もう立てなくなるくらい笑った記憶があります(笑) なんかあの日のセトリも訳わかんなくてすごい楽しかった!
そしてその次の日の仙台が
最後のライブの日でしたね。
この日を最後にコロナでイベントは中止になっていってしまったので。
辞めたメンバーの握手に私はあの日行っていました。今となってはこのグループに所属してる彼と会って話せる最後の日だったんですけど。ちょうど映画のこともあったりした時期だったので、あなたのことをよろしくねって彼に言いに行ったんです(笑) 今思うとフラグ過ぎてしんどい。あと、私はあなたのグループの中で1人だけ接触に行ったことのなかったメンバーが居たんですけど、この日に初めて行きました。7人全員行った!って日になりました。今思うとこれもフラグ過ぎてしんどい!!!!(笑)
でもやっぱり、冒頭にも書きましたがこの日の3部が最後のライブで良かったと思います。
あの時のシングルもみんなで踊ってください!って感じのキャッチコピーでやってたじゃない。「踊ってください」ってあなた達が言えばそうなるかと言うとそうはならないというか、それが難しいのが女の子の現場だっていうのも身に染みてわかっていました。
それがさ!なんかあの日の3部すごかったんだよね!?どうしてそうなったのかは知らないんだけど、なんかみんな踊ってくれてたんだよね!!(笑) すごいお前はどの立場でものを言ってるんだって感じなんだけどさ!
MCでこういう振り付けです!踊ってください!ってあなた達が説明して、それを本当に客席が真似してるって、それって本当にすごいことだったんだよね!
私はいつもライブは後ろの方から見てたので、その変化は見てきたつもりだったんですけど。
別にその日はエモい日でもなんでもないし、そういう景色になるなんて思わなかったし意味もわからなかったから感動しちゃって…(笑)
「ねぇねぇ3部のあの曲すごくなかった!?」って握手で言いに行ったら「ですよね!?僕も感動しちゃって!前から見ててみんな踊ってくれてる〜!!って!こういう景色もっともっと作ってきたいなって!頑張らなくちゃですね!」って一緒に喜びましたね。
なんかあの時は当たり前な気がしてたけど、今こうやって思い出してみるとそんなことで感動して、しかも「すごくなかった!?」の一言で通じてるの今となってはじわじわくる。
ていうかたかだかサビの簡単な振りコピでそんな大袈裟に喜んでる私達ってなんだったのって普通に恥ずかしくなってきたわ…(笑)
でもそんなしょうもないことが本当に嬉しくて、大真面目に一緒に喜べることが幸せでした。
たぶんいつもの私なら「一緒に頑張ろう!」って言うんですけど、なんだかその日はあなたに頑張ってって言いたくて「これからも頑張ってね!」ってあえて言ったのを覚えてます。あなたはそんなことは覚えてないだろうしそんな違い知らんわだと思いますが(笑)
あなた推しの私として顔を見て最後に言えた言葉が「これからも頑張ってね」になったのは、結構いい感じだったなって割と満足してます(笑)
やっぱりそうやって他の人から見たら「そんなこと?」ってことだと思うけど、こうやってあなた達のライブを一緒に楽しんでくれる人達が増えるといいね増えて嬉しいねって、そんなちょっとしたことを一緒に喜んで、同じ目標にして過ごせてることがすごく幸せでした。
だから、メンバーの卒業を乗り越えて新しい形を作っていくあなた達の姿を見ていけないこと
寂しいなって
そう感じちゃったんだよね。
9月の頭くらいから一旦あなた達に関する情報が入ってくることを遮断することにしました。
かの偉大な浜崎あゆみさんも「君のこと思い出す日なんてないのは君のこと忘れた時がないから」って歌ってたんですけど、私にとってあなたがそんな存在になってしまったから苦しくなってしまったんだとわかったので。
ちょうどそのくらいからあなた達が無観客ライブをやり始めてたことも後から知りました(笑) 私はそういうところ本当にタイミングが悪いんだよね〜〜!!(笑)
でもそうやって情報を入らないようにしている内に私の生活の中からあなたの存在が徐々に薄れていって、都内では客入りライブがかなり始まっていてそれなりに楽しく暮らしてました。
そんな時にたまたま辞めたメンバーを見たんですけど、それがすごく楽しそうだったんですね。
彼が今どうしているのか全然知りませんでした。そんな中で久しぶりに見た彼はものすごく楽しそうに大声でゲラゲラ笑っていて、こんな楽しそうな顔をこの人はするんだって思いました。
その時に私は「辞めれてよかったね」って、純粋にそう思いました。
あの時からだと思います。
私があなた達から離れるってことを意識したのは。
私はあなた達に、誰かの希望であって欲しいです。
あなた達のことを見てると元気になれる、楽しくなれる、幸せになれる、たくさんの人にとってのそんなグループになって欲しいなと思って一緒に大切に同じ時間を過ごしてきたつもりでした。
誰かにとっての希望であって欲しい。
それはもちろんファンや、たまたま見かけた人達、一緒に仕事をする人達にとってという意味でもあるけれど、
でもそれは"あなたにとっても"です。
そして"私にとっても"です。
私が普段あなた達のグループ以外で好きで見ているアイドル界隈が「生きるためにライブをしなくちゃいけない」層だったので、6月頃にはTLにはライブが復活してる様子が流れて来始めました。最初はコッソリという感じがありましたが、7月にもなったらビニールカーテン越しに推しと撮ったチェキがTLに流れてくるのが日常になりました。
一緒にご飯に行ったりSNSで話す仲の良い子達はもう推しに会える、推しのライブに行けることが日常になっていました。羨ましかったです。
まだ御時世も御時世なので、もちろんライブなしでメディアの仕事でやっていけるならその方がいい。不特定多数の人と同じ空間を過ごすことになるライブなんてやらなくていいならやらない方がいい。むしろ恵まれてて地上だからやらなくて済んでるんだ…って思うようにしてました。だからかからないように気を付けて過ごすんやでって。クラスターにでもなってもメディアに叩かれたらまたあの怖さを味わうことになるかもしれないって思ったらしょうがないと思ってました。
だからあなたがLINEニュースに載った時はなかなかショックでしたね!(笑)
気にしいなあなたがこの状況をどう思ってるんだろうとか、体調とかあなたの心がとても心配でした。
でもあの、ほんとに、118%くらいは心配の気持ちだったんですけど、2%くらいで「これでまた会える日は遠ざかったな」と思ってしまいました。自分がそういう風に考えちゃうことを自分でストレスに感じちゃうタイプなのでまぁ凹みました。
私は好きなアイドルは星の数ほど居るんですけど"推しメン"という言葉をあなたにしか使ってなかったこともよくなかったなって思います。
正直私は面倒くさい人間で、普通に生きてくのも疲れてしまう社会不適合者です。そんな日常の中で、楽しい時間をくれて、明日も頑張ろうって思わせてくれる存在がアイドルです。
アイドルって生きる希望だなって、大袈裟じゃなく思います。
最初は規制のかかったライブなんて楽しくないだろうなって思ってました。結構ヲタク側の熱量ありきで好きなアイドルさんが多いと思っていたので…。
でもそんなことなかったです。
やっぱりアイドルは希望でした。
ステージの上でキラキラしてるアイドルさん達を見たらそれだけで楽しくて楽しくて楽しくて、ドキドキして、かっこいいなぁって。ライブが終わった後もずっとワクワクしてて。ライブのことを思い出すだけで色んなことを頑張れて、次の楽しみを思い浮かべるだけでいつも以上に頑張れて。
アイドルって魔法だなぁなんて大真面目に思ったりしました。
でも、推しメンのあなたから
楽しい気持ちや幸せな気持ちを
最後にもらったのはいつだっただろう。
次にそれをもらえる日はいつになるんだろう。
何も悪くはないあなたのことをそう思ってしまったことが、私はすごくショックでした。
ライブが出来なくなったからって、別にあなたはその時間遊んでる訳じゃないじゃないですか。いや別に遊んでてもいいんですけど。
配信やラジオやテレビや取材、SNSの更新だったり、ファンを楽しませる為の活動をしてくれてるじゃないですか。ゴールデンウィークの個人配信とか、あそこまで作り込んだ個人配信を初めて見たのでビビりました(笑)
それらをないことにして、ライブが"ない"ことに固執して満たされない気持ちになってるのは完全にこっちの都合です。
あなたが写真を上げるだけで、キラキラした気持ちになれる人達がたくさん居ます。
あなたが今日も生きてる、それだけで嬉しくなる人達がたくさん居ます。
あなたのラジオを楽しみに1週間を過ごしてる人達がたくさん居ます。
あなたとのオンライン特典会を本当に心から楽しみにして参加する人達がたくさん居ます。
あなたはたくさんの人達にとって希望です。
どんな仕事もひとつひとつ大切にするあなたです。スタッフさん達やひとつひとつの仕事に対して感謝するあなたです。ブログにも明るい前向きな話題をたくさん並べて見てる人を元気付けようとしてくれます。
でも闇落ちしてる私は「私はあなた達のライブがなくなって、こんなに空っぽでつまらない毎日なのにあなたはライブなんかなくたって毎日楽しく生きてけるんだね」って思いながら見ていました。いいですか、これは完全に闇落ちしたやばい人間の発想です。普通の人間はこんな風に思いません。ていうか普通にこれは依存している。やばい奴。病院行くべきやつ。
シンプルに社会が自粛ムードで他に楽しいことがなかったせいでもあります。本当に人に会えてなかったから…。
そうやって、気が付いたら
あなたの存在は私の中で
希望どころか呪いになってしまっていました。
新体制になって苦労してるんじゃないか、また過剰な責任感を背負ってないか、体調は大丈夫かな。新体制で最初に上がったダンス動画を見て、なんかバラバラじゃない?って正直不安に思いました。でもそういう作り上げてく苦労をファンに見せずに今頑張ってるあなた達にそんなこと言えないなと思って自分の中で飲み込んで、なかったことにしました。イベントが中止になったことも悲しかったけど、そんなこと思っちゃいけないなと思って飲み込みました。オンライン特典会が買えなくてもそれは努力の足りない自分のせいだと諦めました。抽選に選ばれなくても、それは仕方のないことだと諦めました。
この数ヶ月間、あなた達に関することを思い出すと
心配したり
我慢したり
諦めたりしたことばかりになってしまっていました。
私って何であなたのこと推してるんだっけ?
そう思ってしまったことも悲しかったけど、それに対して自分で答えを出せない自分が居ることにも気が付きました。
私ね、ずっと不思議だったんだよね。
あなた達が普段レッスンしたり曲を増やしたり、そういうのってステージで披露する形を作る為にやってる訳じゃないですか。
それなのにそのステージがどうでもよくて、接触にしか興味がない、前の方で見られないならどうでもいいって、それってもうアイドルじゃなくてよくない?何しに来てるの?って思ってました(悪口)
でも今ならわかります。
あなた達は配信やメディアで活動をしてくれているのに、その活動をないことにするみたいに「ライブがない」って駄々こねてる私は、今まで意味がわからないと思ってたことと同じことをしてるんだって思います。
リリイベとかまで通って男の子を応援するのはあなたが初めてだったので、あなたを推すようになってからは初めての出来事の連続でした…!!
リリイベの方式や会場、ワンマンで使う箱なんかは女の子のアイドル達と変わらないんですよ。でも、そこに存在してる価値観とか常識が全然違くて。どっちがいいとかそういう話じゃないんですけど、とにかく私にはカルチャーショックの連続でした。
正直、真面目にヲタクをしていたら"得"は出来ない世界でした。でも得は出来なくても損さえしなければいいやって、そうやって過ごしてきました。
真面目に特典券購入列に並んでいたら特典券が枯れてしまったことも1度じゃなかったです。その一方で、ちょっとしたズルをした子達はたくさん特典券を買えていることも知っていました。
でもまぁこういう世界に来たのは自分なんだから、郷に入っては郷に従えじゃないけど、それで拗ねてちゃいけないなって。自分がズルさえしないで真面目にやればいいよって思うことにしてました。
私としても「接触に行く」っていう"得"は出来なくても、「ライブを見る」っていうことが出来てる限り"損"はしていないので、それでいいやと思うようにしていました。
遠征先で特典券が枯れてしまって、ライブだけ見て帰ったこともありました。夜行バスでの帰りにツイッターでたくさん特典会に参加できてる人のツイートが流れてきても「そういう世界だから」って思うようにしてきました。
たくさんお金を使うことはいいことで、尊敬されるべきことで、良いヲタクの条件ですから。
真面目に並んでたらライブが見られなかった時はさすがに悔しくて泣きましたけど…(笑) しかも音漏れを聞いてたらそれがめちゃくちゃ盛り上がってた時はめちゃくちゃ悔しかったですね(笑) そのちょっとしたズルをしている人達やたまたま運の良かった人達しか見られていない場所で、その人達の為にするライブが盛り上がってて、そういう人達しか聞けてない場所で涙しながら感謝の言葉を述べるあなた達のことを気持ち悪いとすら思いました。
バカみたいだなって思ってたよ。
でもそういう時でもライブに入れてなかったことに気が付いてくれて、きっと入りたかったってことにあなたは気が付いてくれたから、だから心配させちゃいけんなと思って、全然大丈夫だよ!って私は言えました。「あなたのことは居なくてもいつも見えてます感じてますから!魂感じてますから!」って言われたのはさすがに宗教すぎて怖いなって思ったけど…(笑)
そういう時にお疲れ様〜!とか当たり障りないことしか言えない私に「言ってください」って、悔しい気持ちがあることに気が付いて引き出そうとしてくれるのがそれだけで、心配かけないように頑張ろうって思えたよ。私も私でかっこつけなので言えなかったけど…(笑)
今だから言えるけど、そうやってあなたがいつもファンの気持ちに寄り添ってくれたから、だから今日まで来れたと思います。
でもやっぱりあの日はね、辞めたメンバーが「これからは悔しい思いをする人が減るように、もっと大きな会場で出来る様に頑張る」って言ってくれたから、だからあの日でヲタクをやめずにいられたんだよね。そう思ってくれる彼が居るなら、きっともう同じ想いはしなくていいんだろうなって思えたから。彼の存在って本当に大きかったと今更思います。
私は学生の頃からずっと女の子のアイドルのヲタクだったのでよく「自分がアイドルになれば?」とか「お前が好きなアイドルより仲良い友達の方が可愛い子多くない?」とか言われてきたんですけど。
「自分がアイドルになりたいんじゃなくてアイドルを応援するのが好きだし、友達はいくら可愛くても歌って踊らないでしょうが!!!!!」って言うのが鉄板の返しでした。
私は私自身がキラキラは出来ないですけど、ステージの上でキラキラしてるアイドルを見てもらったキラキラで、自分の中がキラキラで満たされるのが大好きです。
だからなんというか、私にとっては見た目とかそういう何よりも「キラキラしたライブをしてくれる人」が特別な存在なんですね。
応援し始めた頃のあなたは女の子みたいにかわいい男の子だったんですけど…気が付いたらゴツい男の人になってましたね!(笑)
推し始めた頃はブログの写真1枚1枚に「かわいい〜〜!」ってなって、この写真はいちご、この写真はいちご大福だなってよく言ってました。これは真面目な話ですよ?
もうだいぶ前からあなたは全然いちごでもいちご大福でもなかったんですけど(?)
かわいい女の子のヲタクだった私が突然変異でかわいい男の子を推し始めたはずが、気が付いたらイケメン男性を推してました…(笑)
でもそんな見た目の変化なんて全然気にならないくらい、ライブさえあればそれだけで良かったんです。同じ信念と夢を持ってるなって感じながらライブさえあれば、それ以外はなんてことなかったです。
なのにコロナがライブを奪いやがったんですね。
だから、あなたのせいではないんです。
全部コロナのせいです。
もちろん運営が最終的に目指してるものが見えないとか現場の価値観が合わないとか、細かい理由はたくさんあるんですけど、でもそんなのコロナ前からずっとそうで。それを我慢出来なくなったのはそれらなんてちっちゃいことに思えていた状況がなくなったせいなのでやっぱりコロナのせいです。
間違いなく、この4年間
あなたは私の心のてっぺんでした
タイミング的になんか本当にレコード会社が変わったから他界したみたいに見えるかもしれないんですけど、違うからね!?(笑)
たしかにあの発表の演出は義理と人情で生きてるこちらとしてはキモくて引いちゃいましたけど()
これがもう前のレコード会社を離れますって事前に言われてて、そこに関してお世話になりました〜みたいなものが事前にあって、あの演出だったなら全然違ったのにって思うけど、そんなこと言ったってしょうがないじゃない。たかだか発表の仕方ひとつで離れるようなヲタクはどうせどこかで離れてくんだから放っておいていいです。
新曲!!めちゃくちゃかっこよかったね!さっき新体制のダンスがバラバラで心配だったって書いてしまったんですけど、メンバーが抜けた直後の配信ライブとは比べものにならないくらいめ〜〜〜っちゃかっこよくてスゴぉーーーーー!!!!!ってなってました!こんなにかっこいい曲もらって、それをこんなにかっこよく作り上げてて、やっぱりあなた達はめっちゃすごいなって思いました!ここに辿り着くまでの努力ってどんだけだったんだろうすごいって感動しました。
栄転じゃないですか。
そう思ってるからこそのあの演出だったと思うし。レコード会社同士の関係性とか私はただのヲタクなので知りませんけど。でも前に応援してたグループの後輩グループがそこに所属になった時に、そこでは個人のやりたい仕事をやらせてもらえるとか、スタッフさんがファンの意見を取り入れてくれるとか、前向きな話をたくさん聞きました。後輩グループなのに先輩より大きい仕事とってきてもらってるなとも思ってました(笑) 一時期アイドルがたくさんそこに所属になった時期があったんですけど、そこの撮るMVはいつもお金かかっててかっこいいな〜って思ってました!でも結構見切りが早いというか…元そこの所属ってアイドルさんがたくさん居るなと思ってるところもあります。
そこに居られるならきっとずっと居た方がいいし、そこに居られるように喰らい付いて頑張ってねと思います。
でも、移籍の発表を聞いて私が真っ先に頭をよぎったのは
あぁ、置いてかれちゃったな
ということでした。
私の中のあなた達に関する時計は、春から止まったままでした。新体制もまだちゃんと受け止めきれてない。でも、いつかまたライブが出来るようになった時に少しずつ今のあなた達に慣れていって、そうやって時計を進めていけるはず。追いついて行けるはず、と思ってました。
でも時間はズンズン進んでいっていて。時間が止まったままの私の周りには、きっととっくの前からもう誰も居なかったんですね。栄転だ!楽しみ!よし着いていくぞ!そういう気持ちが私の中にはありませんでした。「良かったね」と、他人事に思う私が居ました。
だからなんか、それが原因というよりただのキッカケです。
例えたら、もうバンジージャンプの場所に足を運んでいて、器具も付けて、1cmでも踏み出せば飛べるってところまできていたところで、最後の一押しで人差し指一本でそっと背中を押されたような、そんな軽いきっかけでした。
あとなんかもうただのタイミングなんだけど!ちょうどその発表がある直前に「推しきる」って言葉があるのを知ったの!他界っていうと悪い意味に聞こえるけど、推しきるって良い言葉だな〜って思った!
他界って言葉はしっくり来なかったけど、推しきるはしっくり来るなぁって思ったんだけど、どうですか?私は推しきったなって結構晴れ晴れした気持ちです。
あなたの書いたブログのスクショがTLに回ってきて読みましたが、またあの某スタッフさんとお仕事されるようで。
なんで私は同志じゃなくなったのにあんたがまた私の推しメンと同志になっとんねん!?は!?ってまぁあからさまな嫉妬の気持ちは生まれましたけど(笑)
いいです、その嫉妬の気持ちはその某スタッフと一緒に仕事してた元推しメンに聞いてもらえる機会を淡々と狙ってなんとしても消化するんで!!!!!という訳で元推しメンは頼むからトークポートをやってくれ!!!!!!エーン
話が逸れました。
昔三浦春馬が言ってたんだけどね、彼女のことを好きになり過ぎちゃって苦しくなっちゃったって。いつも辛かったって。でも、ある日丸一日彼女のことを思い出さなかったんだって。それでもう今別れるしかないと思って別れたんだって。
突然何ってかんじだけど、私もほぼそれに近い感覚がある!元カノ面すんなって叩かれそう!
前までの私は、他のアーティストのライブを見てもあなたと比べてしまって、早くあなた達のライブを見たいなって思ってしまっていました。それってアーティストに対しても失礼じゃないですか。目の前の素敵なライブに集中出来ない自分も嫌でした。
でも最近、すごく好きなライブと出会って。そのライブに行ってる間、その余韻に浸っている間、本当に楽しくて幸せで、その時間はあなたのことを思い出しませんでした。そのことに気が付いた時「今しかねぇ!!」と思ったんです!(笑)
あなたはいつか必ず私のことを忘れちゃうと思います。なんか忘れちゃうって言い方しちゃうとそんなことないです!って思うかもしれないけど、いつかきっと思い出さなくなるって言い方が正しいかな?
姿が見えるようなミニライブがあって特典会があったけど、そういうイベントが少なくなって、テレビや演技や取材で毎日楽しく忙しく過ごすようになったら、私のことを思い出すキッカケなんてないし当然その内忘れてしまうと思います。でもそれは別に全然悲しいことじゃなくて!むしろめちゃくちゃ売れて早くそうなって欲しいんだけど!
でも、私のことは忘れてしまっても、あなた達の曲はあなたの中で永遠に残ると思います。
たくさんの景色がふと頭をよぎったりすると思います。その中に大勢の中の米粒みたいなサイズだとしても自分も景色の一部にいられたらそれ以上の幸せはないと思います。
でも、私の中であなたはずっと忘れられずに存在します。おばあちゃんになって物忘れ激しくなってからとかそういう話は置いておいてね(笑)
あなたのことを推していた私はもう、私の人生の中で小さくはない存在として存在しています。それは消えることのない存在です。
それでも私は、例えあなたと会えない世界になっても楽しく生きていかなくちゃならないです。そして私はあなたを一生懸命推していた私のことを嫌いにならずに、苦しくならずに、ちゃんと楽しかった思い出として残して忘れずにいたいんです。
これがさ、あなた以上に推したい人が見つかって、だからもうあなたのことがどうでもよくなったんならこんなクソ長い文章書いてないんだよ!?でしょ!?
新しく見つけた現場があなたの代わりかと言えば全くそんなことはないし、あなたを推してた時の熱量で誰かを推すことなんてもう出来ないです。もう若くもないので…。ていうかあなたを推してた時の熱量で推していい相手ってあなたしか居ないと思うしあなたが激重熱量マンだからこそ私もそうだったというところあるので!(笑)
目の前の楽しみをくれる方達に感謝して、そうやって軽くゆる〜い感じでヲタクしてこうと思います。
それでも、最後にあなたに直接ありがとうと言えないことだけが悔いですね。
あなたはいつもありがとうありがとうってありがとう星からやってきたありがとう星人なのか?と本気で思っていたこともありました(大真面目)
まだ現場に通い始めた頃、あまりにもありがとうございますって言われるので「待って私ありがとうって言われるようなこと何もしてないよ!?」と聞いたら「え!?だって!いつも楽しそうに見ててくれるから!!」と言われてた時は何を言ってるんだと思いました。
せっかくなのでパッと思い付いた思い出話でもしましょう!思い出す度に書いてたら100万字いきそうだから今思い浮かぶのだけね!あなたはたぶんこんなちっちゃなこと覚えてないと思いますがそれでいいです。自分の知らないところでたくさんの人にとっての大切な思い出がある、それがアイドルや…(尊い)
私はずっとローカルアイドルに憧れてたので、あなたの写真が街中にたくさん並んでいたり、公のイメージキャラクターをしていたり、車じゃなきゃいけないような現場に行ったり、地元のお祭りみたいなイベントに行ったり。その全部が嬉しくて楽しくて、それもやっぱり夢が叶った気持ちでした。
楽しかったね〜!って言いに行ったのに先にあなたから「楽しかったですね!!」って、同じ時間を一緒に楽しんだと思ってくれてることがとても嬉しかったです。プライドの高いあなたは満足のいくライブが出来てないと「でも今日は体力持たなかったから…」とか言い出すこともあったので「じゃあ来年はもっと大きくなって帰って来ようね!」「見ててくださいね!」って、未来の約束を積み重ねていけるのも嬉しかったです。
その一方で自信があってしょうがなかったんだろうなって時には「おこってました!?おこってました!?」ってニッコニコしながら聞いてきて「いや私があなたに対して怒ったことがあった!?」って思ったけど(笑) 「祭ぶち興ってたよ!」って訳のわからん日本語で大真面目に会話するのはもっと楽しかったです。
デビューシングルのリリイベの最初の頃、手拍子とかヲタクのコールが入るところの前になるとよく不安そうな顔でこっちを見てきて、やってるのを確認したら満足気にしてましたね…(笑) 途中からそういうこともなくなって、この曲の楽しみ方がどんどん広まってるんだなって嬉しかったし、不安な顔をしないで自信を持ってくあなたを見ていくのがとても愛おしかったです。
あなた達が喧嘩をしててバラバラだった時、そんな事情はこっちは知ったこっちゃなかったけど、全然ライブに身が入ってなくて。こんなライブ見たくなかったって友達と喧嘩しながら悔し泣きしました(笑)
私もそういうとこビビリなのであなたに対してハッキリとは言えなくて、でも伝えないまま不信感を持ったままなのも嫌で「明日は!明日は最高のライブにしようね…!!」ってすごい中途半端な言い方しました。でもたぶんめちゃくちゃ切羽詰まった感じで言ってたんでしょうね…(笑) あなたがとんでもなく焦った表情になるのを見て「あぁ…やっちゃった…」と思いました。あの時の顔を思い出すと今でも自責の念で頭を抱えるのであんまり思い出したくないです。
でも、後日上手に伝えられなくてごめんねと謝りに行ったら「大事なこと、あなたがいつも気付かせてくれるんですよ」と言ってくれましたね。
そのリリイベの最終日にあなたが「最高のファンです!」と言ってくれたのが心苦しくて「でも私今回のリリイベはいつも優しくは居られなかったし…」と言う私に「そういうところが!!最高なんですよ!」なんて笑って心苦しさを吹き飛ばしてくれるあなたの壮大さには時々父性すら感じました…。
私が会社でぶっ倒れた日。あなたがとんでも面白い煽りをしてたと友達から連絡がきました。私も私で拗らせてるので、今までその話をあなたにしたことがなかったのですが、ちゃんと届いてました。
私の周りのおまいつの友達が一斉に現場に行かなくなった時、「お友達さん達最近どうしたんですか…?」ってそれはそれは聞きにくそうに聞いてきましたね…(笑)
「もちろんここは一生の仲ですからね!?」って言ってくれるあなたに対して、もちろん本当に一生とはあなたもこっちも思ってないけど、でもあなたがこのグループとして生きている間の一生くらいは見届けられると本気で信じてました。あ、待って!泣きそう(笑)
でもなんか、そこでなんとか言葉で説得して戻ってきてもらおう!じゃなくて「最高のライブをすれば戻ってきてくれるはず!」って発想に迷わずなってた私達って、今思うと頭イカれてない!?(笑) でも当たり前にそう思ってました(笑)
なんとかして戻りたいって思ってもらおうって画策して楽しかったですね(笑) これは完全に今思うとってだけで、あの時は大真面目に必死だったんだけどね!?なんかそれも青春したなって思います。
私の身は潔白なのにあの辺り私まで別のグループに流れてるんじゃないかよく疑われてたのはちょっと怒ってました。失礼でしょうが!?(笑)
それから1人で現場に行くことが増えた私をやたらと励ましてくれましたね。こちらも心配されたくなくて元気に振る舞ってたので勘弁してくれと正直思ってましたけど(笑)
静寂現場で1人で声出してエッサホッサしてたら声出し前とか後に目を合わせてコクンって頷いてくれたり、「もっとー!」って言って煽るあなたにあまり会場からのレスポンスがなかった時にダメでしたぁ〜って顔で見てくるのも、一緒になってライブを作ってるというか、おかげで私は1人だとは思わなかったです。あの時は自意識過剰と思われたくないなとか思って何も言わなかったけど、救われてました。ありがとうね。
とにかくデビュー曲大好き人間だったので、デビュー曲がすっかり干され曲になってからはデビュー曲をやる度に一緒にいちいち喜んでましたね(笑)
私はベイビーレイズのライブがすごく好きだったんですけど。あなた達とベビレがフェスで共演した時に、それまで拳を上げたり楽しんで見てたあなたがじーっと真剣にベビレのライブを見てたのがとても印象的でした。その日の特典会で「今日ライブ見てたけどどうだった?」と聞いてみたら「すごかったです!本当は盛り上がったりしたかったんですけど見入っちゃって…。圧倒されちゃって…。僕達も!あんな風になれま…なりましょうね!」と言ってくれたことがとても嬉しかったです。
このグループが結成されてから関東の土日現場を干したことがなかったんですけど、私が昔推してたアイドルが引退することになって、そちらの現場を優先して現場を干し始めた期間が何ヶ月かありましたね。これは本当に今だから言うんだけどさ、あの頃マジで露骨にめちゃくちゃ干してきたよね!?ねぇ!?wwwww
私も私で意地になってたので「別に干されたくなくて行ってる訳じゃないし、私はライブ見たくて行ってるだけなんで」とか思ってたし「私が私の土日をどう使おうが私の自由だから悪いことしてないので堂々としますけど?」ってまるで何も気付いてない振りしてましたけど、この人めちゃくちゃ干してくるやんって思ってましたよ!?普通にショックでしたよ!?(笑) こちとらただでさえ引退でショックなのに何であなたにまでこんな仕打ち受けてんの!?って思ってたよ!(笑)
こっちの現場を干して別の現場に来てる最中にあなたから大煽りを受けたと聞いて「ほんとなんなのこのクソガキ!?」って茨城でブチギレたのも今となっては良い思い出です(笑) 後にも先にもあなたのことをクソガキなんて言ったのはこれだけなんですけど、あの日はマジでめっちゃムカつきました(笑)
でもなんやかんや、本当に引退まで残り1ヶ月ってなった頃に「しばらく忙しくて1ヶ月くらい現場来られないんだけどね」って話をした時には「それはうーーーーん。でもじゃあ、僕。頑張らなくちゃですね。ん〜〜〜〜〜〜〜」って、背中押すまでではないけど、これまでの意地悪な言い方をしないでくれたこと本当に嬉しかったです。やたらと長いうーーーーんとん〜〜〜〜〜に抵抗はめちゃくちゃ感じましたけど(笑)
その引退のくだりが全部終わって久しぶりに行った時に「会いたかったーーーー!!!!」「会いたかったんですからね!?」って迎えてくれたのも、それからしばらく「次は!?次はいつですか!?」ってめちゃくちゃ出欠確認されたのも、あたしゃ出張がちでたまに帰って来たお父さんかよと思いつつ息子みたいでかわいかったです(笑)
あなた達の地元でのイベントは東京に帰るために最後の部だけ行けないとか今までもたくさんあったんですけど、そういう時は「じゃああなたにも届くように頑張りますから!!魂分けてください!」とかポジティブな感じでやってきたのに、その日は「嫌だ!!」って駄々こねられたのもなんでそんなお母さんのこと困らせること言うの!?って感じでいや気持ちよく帰らせてくれよと思いつつやっぱり息子みたいで可愛かったです(笑)
ただ別にこれたかだか2週間振りの再会だったんだけどね。
突然「僕の中で本当に大きな存在なので…だからあなたのことは僕が元気にしますから!!」って言われた時は、正直重くてビビりました() 自分の機嫌は自分でとってくので大丈夫です…ってあの時は思ったけど、きっと私が無理してそうに見えたから励ましてくれたんですよね。ありがとう。
去年の夏頃にバチクソに病んでたことがあったじゃないですか。これは笑うところなんですけど。私は私自身が干されようがどうだろうがどうでもいいんですけど、あなた達があなた達の歩んできた道みたいなのを大事にしてくれてないって感じると死ぬ程凹む病気なので。今までいつも楽しんでる人で居たいなと思って過ごしてたし、1人で居たってそんなこと言われたことなかったのに「楽しかったですか?」ってあなたに聞かれた時、あなたから見て私は楽しそうじゃないんだなって己の中で大切にしてきた己が死んだのを感じました(笑)
それから私がしばらく現場に行かなくなった時、久しぶりに来た私に「僕はあなたのスタンスが好きなので、だから待ってます。ずっと待ってます!」って言ってくれましたね。いや、ヲタクが言うならまだしも自分のこと好きな気持ちを本人がスタンスとか言うたるなやって思いましたけど!(笑) 友達が来なくなった時に「とりあえず連れて来てください!」ってあなたによく言われていたし、引退のくだりで私が来なくなった時も「次は!?」って感じだったので、今回もそう言われるだろうな嫌だなって正直思ってたんですけど、仲の良い友達があなたの接触に行くと「待ってます」って言ってくれて、無理強いしないでくれて、でも待ってますだけ伝え続けてくれたのは今思うとあなたの優しさだったんだろうなって、今になってやっと思います。
なんかちょっと暗くなってしまった。あと、自分の夢が叶えば私も喜ぶって疑わないあなたが、息子みたいでめちゃくちゃ愛おしかったです(笑)
昔あなたに「どうしてそんなにいつも褒めてくれるんですか?」と聞かれたことがあって、私は褒めてるっていう感覚が全くなかったので「褒めるって何?」と思わず辞書を引きました。あなたが褒めてると感じたそれは、私の中でただ単純に"あなたに対して伝えたい"と思っただけの完全無添加なので、特に理由はないです。言いたかったから言った!それだけ!!
特典会でラジオネームを付けます!って時にお願いしたら即答で「魂!!!!!」って答えてくれたのも私は嬉しかったです。ヲタク友達には「人間と思われてないのに何喜んでんの?」って辛辣に言われましたけど…(笑)
特に行く予定のなかった現場に突然行くと「びっくりしたじゃないですか!魂が!魂がいるって!!!」ってまるで化け物扱いしてくるのも私はかわいくて好きでした(笑)これも友達には「そういえば良いと思われてるね」ってバカにされてたんだけどね(笑)
魂だの神様だの祭をぶち興してくれる人だの、あなたが私を表す時に使う言葉は大概友達からくだらないと吐き捨てられてたんだけど、生憎私はリアコではなかったので嬉しかったです。
接触の終わりにやたらと力強いグータッチかハイタッチをするのが恒例?って訳じゃないけどよくしてたんですけど、別のメンバーに同じことをしたら「強くない!?」って驚かれて笑いました。あなたのとこのリーダーがそういう力加減でやってくるんだよ!?文句は彼に言ってくれ!?って思いました(笑)
何か伝えたいことがあるけど現場に行けない日に友達に伝言をお願いすると、その友達が「グータッチされた…!!」「心臓ドンドンされた…!!」ってびっくりして帰ってくるのも楽しかったです(笑)
当たり前だったので何も考えてなかったけど、たしかに私が恋する女の子だったらそんなことしないかと思うと、ワイめっちゃゴリラだと思われてるやん?っておもしろかったです(笑)
今この文章を書いててすごく思ってることがあるんですけど、こういう楽しい思い出のことをもっとたくさん思い出してればよかった!!!!(笑)
こういう思い出話ってただの思い出話なのにさ、人に話すと「そんなの誰にでも言ってるよ」「それじゃマウント取れないよ」とか、自分の中の思い出だから大切なのに誰かと比べてそれは意味のないことだって言われるのが面倒くさくて…。ただの楽しかった思い出なのに、どうして他の誰かにも同じことを言ってたらそれは意味のないことになっちゃうんだろ?って不思議でした。私は別にあなたと繋がりたいとか友達になりたい訳ではないので…そういう特別は特に求めてなかったし、ファンの1人として大切にしてもらっていると感じていました。同じ言葉を他の人にかけてたとして、同じようにたくさんのファンを喜ばせようとしてくれることの何が悪いんだろうって私には結局理解できなかったです。あなたが「思ってもないことを言う酷い人」扱いされてしまうのも嫌で。それは「ファンのことを喜ばせられる」っていう素敵なことなのに。そういうことを気にして、楽しい思い出を自分の中ですら思い出すことしてなかった気がする。そういうのも勝手に自分の首絞めてたんだろうね。
私の部屋には初めてオリコンで1位を獲った時の新聞がずっと貼ってあったんですけど、先日それを外した時、なんだか心がスッと楽になった気がしました。
どこかで、あなたに関することは全てポジティブに受け止めなければならない、そういう呪いを勝手に自分でかけてたのかもしれないと気付きました。
あなたのことを"推しメン"ではなく"元推しメン"と思ってみたら、今まで苦しくなってしまったこと、全部どうでもよくなった気がしました!ポジティブな意味で!
これからは、あなた推しの私ではなく…もっと軽くてポップな感じでね!そういう風に居られたら、本当に嬉しいことだけ喜んで、楽しいと思うことに参加して、そうやって私の中のあなたという存在が明るくて嬉しい存在であってくれると思ったらすごくワクワクしました。
正直、あなた自身の夢が叶う時、あなたがとても生き生きと輝いているのがわかるから、いつか終わりが来てしまう今を思って寂しくなってしまうことがありました。
でも今なら、ちゃんと心から喜べる気がします。
あなたからしたらこれまでも数え切れない程おこってきたファンの新陳代謝の内のひとつで、それもこの状況下で、私ひとりが居なくなったところで気付かないと思います。
いや、さすがにそれは嘘…(笑)
あなたはいつかは気が付くと思います。自分以外のファンが居なくなったことにも気が付いて気にしてしまうそれはそれは重たいあなたなので(笑)
「自分に飽きて居なくなった」とか「自分に何かが足りなくて居なくなった」と思われたら嫌だなって、それだけがめちゃくちゃ怖いです。その言い訳をこんなにダラダラ書いてるんだけど…(笑)
活動をしていけば新しいファンも増えるし、その分離れる人も出てきてしまう。でも、それでももっともっと最高のライブが出来る様になって、一度離れてしまった人達が戻ってきたい!って思ってくれるようにもっと大きくなって迎えに行こうね!って話をあなたと何度かしたと思うんですけど、そんなこと言ってた癖に自分が居なくなるって、今まで自分が言ってきた言葉が嘘になっちゃう気がして怖いです。
私ね、今まであなたに嘘は付かないってことと、あなたに胸張って会えないことだけはしないって決めてたんだよ!大丈夫じゃないけど大丈夫って言うとかはあったけどそれは嘘じゃないじゃん!!
あなたに伝えた言葉があなたの中に残ってるなと感じることがありました。だからそれが嘘だったと思われてしまうこと、結果として嘘になってしまうことが怖いです。嘘じゃないんだよ……(;_;)
だから、あなたがこの文章を読むとは思っていないけれど、私自身の気を楽にするためにこうして文章にしておきます。
もしコロナがなかったら
コロナがこんなに長引いてなかったら
私はきっと今もあなたのヲタクだったと思います
だからあなたは何にも悪くないんです
全部全部、コロナが悪いんです
それだけはわかってて欲しいなぁ
たくさん夢を見ましたね
たくさん夢を叶えましたね
叶ったねって一緒に喜んできましたね
叶うかな?叶うよ!頑張ろうね!見ててくださいね!って
次はもっと!って新しい夢を一緒に作ってきましたね
世間からしたらただのアイドルとヲタクでしかないです。社会人にもなってアイドルにかまけて何をしてるんだって、みっともないと思われることです。
でもそれでも、あなたと駆け抜けてきた時間はキラキラしていて、人生の宝物です。青春でした。
こうやってね、いろんなことを思い出していったらあなたとの思い出はどれも楽しくて、眩しくて、幸せな時間だったなと心から思います。
こんなに大切な思い出ばっかりで、私の中でこの4年を超える時間が来るとは思えないです。
なんかその辺のアイドル卒業のブログより真剣に書いてる気がする(笑)
なんでこんなグダグダ書いたかって、やっぱり自分でも「もしもコロナがなかったら」って気持ちが結局捨てられないんだと思う(笑)
こんなこと言ったってもう世はアフターコロナワールドなんだからもしもの話なんてしてもしょうがないんだけど、それでもやっぱりコロナさえなければきっとあなた推しの私のままだっただろうなと、どうしてもそう思います。
でも!!!!
いくらもしもの話をしたって現実は変わらないし、あなたに会えなくてもちゃんと前を向いて人生を楽しく生きていかなくてはならないので!!!
あなたの存在で自分の人生が暗くなってしまうことはどうしても嫌なので、私は私できちんと自分で楽しいことを見つけて楽しく生きていこうと思います!
別にこれからも適当に時間が合ったり、大きなライブがある時にはきっと遊びに行くんですけど!!!!(笑)
一旦、あなた推しの私を終わりにしようと思います。
そうしないと私が前に進めない気がするので。
これからはあなた自身の夢も純粋な気持ちで応援していられます。
私は楽しく生きてる時の自分が好きです。
でも何かが足りない与えてもらえないって口開けて待つだけで不満ばかり抱えてしまう自分が嫌いです。
私にとってこの御時世の中であなたを好きでいることは、それと引き換えに自分のことを嫌いになってしまうから。私はだよ!?
これがさ、疑似恋愛だったら他に好きな人が出来ればそれであなたに用はないですグッバイ!なのかもだけどさ(言い方)
でもあなたは私にとって夢だったので、ひとつ夢を諦めるって覚悟をちゃんとしました。別の何かを夢に置き換えるんじゃなくて、その夢がなくなっても楽しく生きていけるようになろうってたくさん悩んでたくさん自分の弱さと向き合ってようやく決めました。
「他人を自分の夢にするな」ってよく言うけど、私はこれまでそうしてきてしまったから。
夢を大切にするあなたなのでそれは悲しいことと思ってしまうかもしれないけど…たしかに夢があれば大きな幸せがあるかもしれないけれど、夢がなくても身の回りの小さな幸せを集めて生きることは決して悪いことではないなって思います。でもやっぱりそうやって誰かの夢になれるあなたは本当にすごいってことだけ覚えといてくれよな…!!
私は自分のやりたいこととか、夢とか、そういう話を全然誰かにしてこなかった人生だったので…あなたと同じ夢を持てて過ごせたことはマジで人生の中のめちゃくちゃ宝物です。青春でした。
これは私とあなたの似てるなって思ってたところなんですけど、誰かのせいにしたり何かのせいにするのって疲れるじゃない。誰かを何かを悪者にするより自分のせいだって思った方が気が楽じゃないですか。
残念ながらこの件に関してはあなたに悪いとこや足りなかったとことかございません!なのでこれに関しては「これがコロナ他界ってやつか〜なるほど〜」以上です!!!それ以上でも以下でもなく!!
強いて言うならこういう御時世でこういう変化が続いた状況だったから、直接感じ取れない分明るい綺麗事だけじゃなくてもうちょっと本音というか…聞けたら嬉しかったかなとは思うけど、不安なのは自分だけじゃなかったって思えたかな?とも思うけど、これは完全に私のエゴなので!自分の中でちゃんと乗り超えてからじゃないと外に出せないって気持ちもめちゃくちゃわかるので…。私も今まさにそれだしね!(笑)
さっき希望でいてねって書いたけど、それは自分を傷付けたりしてまでなることじゃないです。人生1番大事なのは自分だよ!だから私も自分が楽しく生きることを選びます。あなたもね!!!!
説教厨になりたくないしあなたに嫌われたくなかったので言えずにいたんですけど、心配だなって思ってること一個だけ言い残しておきたい!!!(厄介の常套句)
優等生なあなたが大好きだけど、ただ周りの期待に応える良い子でいることが全てじゃなくて、やりたいことはやりたい!やって欲しいことはやって欲しい!違うと思うことは違う!って意見を言っていけるようになるといいですね(誰やねんオブ誰やねん)
一応限界を超えるみたいなことをテーマにしてやってるじゃないですか。それはあなたが1人で限界超えて抱え込むってことじゃなくてね。周りの大人やファンに対しても、期待に応える優等生なだけじゃなく、自分の意見を通せる人で居てくれたらいいなと思います。否定の意見だって跳ね除けられるくらい自分の意見に自信を持っててもらいたいです。
自分の気持ちや自分の意見を出したら嫌われるとか迷惑だなんて、そんなことはないよ。
そんなあなたが言いたいって思ったことはそれはきっと本当に強い意志を持って言いたいって思ったことなんだよ!だから自信持ってどんどん伝えていいよ!
一緒に仕事をしてく人達なんだもん。わかってもらえるまで話聞いてもらおう!社会人だし!
それに、そんなあなたが伝えたいと思って伝えたことなら絶対に相手にも伝わります。伝わらないなら相手が悪いんです。あなたが悪いんじゃないです。言いたいこと言ってグループLINEから追い出されたらキレていいんです!(笑)
弱いところとか、例えば何かを間違えちゃっても、そういうところを見せちゃいけないなんてことはないし、そういうところも含めて受け止めたいと思ってる人達がきっと周りにはたくさん溢れてると思うんです。知らんけど!
だから自分のやりたいこと、自分の夢、自分自身のこといつも大切にしていてね。
諦めなくてもいいこと諦めないでいてね。
いろんなこと重く受け止め過ぎないでちゃんと人生楽しんでね!
…通信簿かよ。これが厄介の書く文章として辞典に載せたい。
たくさんの楽しい思い出をありがとう。
夢を見させてくれてありがとう。
夢を叶えさせてくれてありがとう。
私の希望でいてくれてありがとう。
あなたと出会えて本当に良かったです。
秋冷の折、くれぐれもご自愛ください。
おわり!